羽前成田駅は、国鉄長井線が長井駅から鮎貝駅まで延伸開通した
大正11年(1922年)に開業しました。
洒落た半切妻のポーチが乗降客を迎える洋風基調の駅舎です。
構内カウンターを支える持ち送りには幾何学的な意匠、
荷物受付窓口の腰板は一枚板の掘り込み、
屋根の破風板端部にも装飾的な彫りが施され、
大正期からの鉄道の歴史を伝える貴重な建築と言われています。
平成27年(2015年)8月4日、駅本屋が西大塚駅と共に登録有形文化財に登録されました。
地元の「羽前成田駅前おらだの会」によって年間を通した維持活動が行われています。
昭和61年 |
平成2年 〜 現在 |
---|---|